ブログ

セルフマタニティフォトのヒント

こんにちは!
フォトグラファーの未来(miki)です!

不要普及の外出を控える生活の中でも、
お腹のお子様が元気に大きくなる過程は
今だけのもの。

家ではあまり写真は撮らない…という方も
未来に見返していただくために、
今だけの姿をぜひ写真に残していただければと思います!

おうちでマタニティ フォトを撮るときのヒントになればと思い、
過去に撮らせていただいたお写真をまとめてみました!
それぞれ、ポイントもお伝えしていきます!

まずは、シンプルな1枚

お腹のアップや、お花と一緒に撮るのも可愛いですが、
まずは1枚抑えておきたいシンプルなショットです。

シンプルの続きですが、
椅子に座ったり、床に座ったり、
座り方を変えるだけでも違った印象の写真になります。

お腹目線にしてみたり、両手をお腹にそえたり、
片手だけにしてみたり、
ポーズを少しずつ変えていくだけでも
イメージが変わります✩

ポーズが苦手…な方にもおすすめ!

ポーズを決めるのが得意な方は良いのですが、
立ったまま写真を撮ると、
棒立ちだったり、不自然に見えた経験はありませんか?
私も実は撮られる側は得意ではありませんでしたが…
カメラマンをするうちにポーズだけは慣れてきました…
(表情はいまだ慣れず、自分の結婚前撮り撮影の時、
カメラマンの友人を困らせました-(^^;))

そんなポーズ苦手さん、
壁にもたれてみるのは、いかがでしょうか?
これはマタニティフォトだけに限らず、いろんな場面で使えます♪

パパとも一緒に!

パパと2人も欲しい写真ですよね。
こちらも、立った姿、座った姿、
目線、手の添え方次第で何通りにもなりますね!

二人ともがカメラ目線のものは特に、
二人の位置はくっつくぐらい近く!がおすすめです♪
(今は、ママはすでに産休・パパはまだ出社している状態などで
一緒に暮らしていても、近づかないを守ってらっしゃる方には
難しいかもしれませんが…ご紹介も中途半端ですみません)

逆に二人の間に空間をつくる写真もお洒落です。

寝転がってみる

重いお腹を上に寝転がるのは大変なので、
こちらはなるべく素早く、無理しないようにしましょう!
上のように頭の上から撮ると、お腹の大きさもわかり、
素敵ですよね♪

寝転んで、いろんな角度からも✩

撮影お願いできる方がいる場合は
あらかじめ、こういう写真を撮りたいと
伝えておくとよいと思います♪

神秘的なラインを強調する、シルエット

だいたいのおうちでも、ベランダなどに繋がる大きい窓と、
レースカーテンがあれば、撮影できると思います!

スマホでも大丈夫です^^

部屋の電気は消し、窓から一歩離れて立ちます。
(衣装はシルエットがわかりやすいものがおすすめです)
(1歩離れるのが適切かどうかはお部屋によりますが;)

シルエットをくっきり残すため、ピントはママに、
明るさは窓の外に合わせます。
明るさを窓の外に合わせることで、
室内のママはシルエットに。

もしくは写真右のように、
窓に近く明るさを肌にも残すと、
少し表情や服の質感などもわかる写真になります。

どちらにも良さがありますね♪

お子様と一緒に

2人目、3人目を妊娠中の方は、
お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に撮りたいですよね!

でもなかなかいうことを聞いてくれない…
というご家庭も多いはず…

ここに立って!
笑って!と言っても、
そんなことより遊びたいのがこどもですよね。

無理に拘束しても、ご機嫌が悪くなってしまったり、
泣いてしまうとより大変に…

そんな時は撮りたい場所で、大人たちだけで
楽しそうに遊んじゃいましょう♪
上の写真はこの作戦で撮ることができました。

希望のポーズは撮れないかもしれない、
でも笑顔で残る写真の方がいいと思うのです。

ご機嫌がよければ、
撮りたいポーズを絞って、
これだけお願い♪とお願いしてみても良いですね!

番外編

撮影時の衣装や、ポーズも、
マタニティ フォトはこうじゃないとダメ!としばられず、
そのご家族らしさが出ていたり、
ふたりの思い出の品や、
赤ちゃんのファーストトイ・エコー写真などの
小物と一緒に撮影するのも素敵ですね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。
撮ってみたいな〜という方のヒントになれば
嬉しいです♪

赤ちゃんが生まれたら撮りたいけど、
マタニティ フォトは恥ずかしい…という声も聞きます。
自分たちの写真て少し照れますよね。

マタニティフォトを撮る意味はいろいろあると思ってます。
人生は長いですが、妊婦である期間は
そんなに何度も何度もあることではないですよね。
特に日本では片手で数えられる方がほとんどです。
そんな人生の中でも貴重な期間であるということ、
ひとつの体にふたつの命という生命の神秘を
身を以て体験している、奇跡の瞬間であるということ、
これを記録に、記憶に残してほしいなと個人的に思うのです。

そして初めて赤ちゃんがお腹にいることがわかったとき、
パパに伝えたとき、
検診でドキドキ動く心臓を確認したとき
お腹が蹴られた時、
生まれてきてからの準備を買いに行く時、
どんな気持ちでしたか。
はじめは驚きましたか、
きっとこのページを見てくれている人は幸せですよね。
その感情を未来で思い返してもらうため、
その助けになるのが写真だと思います。

これから先きっと辛いこともあります。
そんなとき、自分を支えてくれるのは、
過去の自分の幸せやがんばりだったりしませんか。

写真で残しておきましょう。
見返せばきっと、その時の感情ごと思い出せるはずです。


せっかくの機会だから綺麗に残したい、とか
れでも自分たちで撮るのは恥ずかしいだったりとか
そういう想いに応えるために私たちフォトグラファーがいるのですが、
今はそれも叶わぬ辛抱の時です。

これを読んでマタニティフォト自分で撮ってみた!という方がいれば
生まれたらまたたくさん写真を撮ると思います。
何かの節目や、記念日に、「プロに頼んでみる写真」というのも
また体験いただけたら嬉しいです。

その先一生見返したくなるような一枚をお届けします。